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成田国際空港 ワンワールドのラウンジガイド

成田国際空港 第2旅客ターミナルでは、ワンワールドアライアンスに加盟する各航空会社のビジネスクラスラウンジが設置されており、快適な待ち時間を過ごすことが可能で す。そこで、こちらのページでは、ラウンジ一覧を作成した上で、どちらのラウンジで過ごせば良いのかを簡単に紹介させていただきます。

判断方法は、ものすごく簡単であり、メリットとデメリットを述べた上で、個人的にどちらのラウンジを推奨するのかを紹介させていただきます。

1点だけ注意事項があり、成田国際空港において日本航空は唯一、ファーストクラスラウンジを設置しておりますが、今回は対象外とさせていただきます。JAL 以外の航空会社はビジネスクラスとファーストクラスの共用であるためです。



成田国際空港 ワンワールドアライアンスのラウンジデータ

成田国際空港に乗り入れをしているワンワールドアライアンスの航空会社は、自社ラウンジを所有していることが多く、航空会社ラウンジのハシゴも可能だった りします。

私自身、2012年12月現在のすべてのワンワールドラウンジをめぐっているため、簡単なラウンジデータを紹介します。


JALサクララウンジ(本館)

サクララウンジのダイニングコーナーJALサクララウンジと言えば、成田をホームグラウンドとする日本航空が 運営するビジネスクラスラウンジです。

成田空港のワンワールドラウンジの中では最も広いラウンジですが、2012年9月に一部リニューアルされており、面積が広くなっています。

こちらのラウンジの最大の特徴は、
充実した食事(ブッフェ)
・バーテンダー常駐(15:00〜)
・仮眠室/シャワー室

などが挙げられ、特に、サクララウンジでいただける、カレーライスは、名物となるくらい、定評のあるメニューです。

また、日本の航空会社らしく、ラウンジ内のスタッフもきめ細かいサービスを提供しており、大変快適な空間となっています。

このように、JALサクララウンジは、素晴らしいサービスを受けられるというわけですが、一方の利用するデメリットとして、
出発が集中する時刻では非常に混雑している
ということです。

この出発が集中する時刻は、北米(アメリカ東海岸)線とアジア路線の出発が多い、午前11時あたりです。例えば、朝食のために9:30頃にラウンジに入る と、ダイニングに着席が出来ない場合もあるのです。

逆に、ほぼすべて出発した12時過ぎになると、一気に閑散とし、ラウンジ内の撮影に最適になる空間へとなるのです・・・。


ただし、現在は4階にもJALサクララウンジが設置(午前中のみ営業)されたこと、一部の午前出発便が羽田に流れたこともあ り、混雑は緩和されました。



キャセイパシフィック First and Business Lounge(本館)

キャセイパシフィックラウンジ内 キャセイパシフィック航空のラウンジは、本館に位置し、ファーストク ラスとビジネスクラスの共用ラウンジとなっています。

私が訪問した当時は、尖閣諸島の問題は特になかったため、香港あたりからの多くの利用者がこちらのラウンジを利用していました。

キャセイパシフィック航空のラウンジの特徴は、特にありません。アルコール類の用意はありますが、 ホットミールは、カップラーメンのみだったと思います。

もっとも、アウェイラウンジであるため、メニューの充実度に欠けるのは仕方が無いことですが、しかし、香港国際空港の自社ラウンジが、ビジネスクラスラウ ンジでありながら、非常に豪華であることを考えると、少し残念になるかもしれません。

もう一つ問題点とすれば、富裕層である場合が多いと思いますが、やはり中国からのお客様が多いラウンジですので、少し喧しいですね。

海外貧乏旅行をする際に、常備用のカップラーメンを頂くのには最適かもしれませんね。
法律上の窃盗罪になる可能性は否めませんが。


American Airlines アドミラルズクラブ(本館)

基本的に、米系航空会社のラウンジはショボイ と言われており、実際にアメリカ国内のアドミラルズクラブに訪問をすると、アルコールが有料だったり、カフェやレストラン並みに充実しているフードも完全 有料だったりします。(値段高いし)

アドミラルズクラブのインテリアから 成田国際空港で運営しているアドミラルズクラブは、ビジネスクラスと ファーストクラス共用ラウンジです。

また、自社ラウンジはともかく、アウェイラウンジすら、豪華過ぎて有名なエミレーツ航空は、こちらが指定ラウンジになっています。
(エミレーツは、アライアンスに加盟していないため、事実上、アドミラルズクラブ以外の利用は不可)

おそらく、エミレーツ利用時は、少しがっかりするかもしれません。

しかし、ここは日本のビジネスクラスラウンジであり、やはりアメリカ国内のアドミラルズクラブとは異なるようです。

具体的には、アルコール(ビール・ワイン・泡ワインその他)はすべて無料で頂けるほか、数が少ないながらも、ホットミールも少しだけあります。

また、アメリカ人(?)が多くいらっしゃる中、和を基調としたインテリアは好感が持てます。


カンタス航空 ビジネ スラウンジ(サテライト)

カンタス航空のラウンジは、サテライト側にあ ります。もともと、成田にはカンタスラウンジがありませんでしたが、全日空が第1ターミナルに移動したために、カンタスラウンジが設置されたとのことらし いです。

カンタスビジネスラウンジのインテリア(全景) 私の中では、アウェイラウンジでありながら評価の高いラウンジとなっ ています。

アルコール類やホットミールなど、豪華では無いものの、充実しています。

また、カンタス航空の出発が夜であるため、日中は、フィンエア(指定ラウンジ)の出発時刻を除けば、比較的空いています。

もっとも、ホットミールが豪華になるのは、17時を過ぎたあたりで、それ以外の時間は、利用したことが無いので分かりません。

比較的、面積の広いラウンジで、座席数も多いので、過ごしやすい空間ではないでしょう。


JALサクララウンジ  サテライト

JALサクララウンジ サテライトJALのサクララウンジは、本館側にメインのラウンジとして設置されておりますが、サテライト側からも多くのJAL機が出発 するため、サクララウンジが設 置されています。

本館のラウンジの補完的な役割である、このサテライト側のサクララウンジですが、最大の違いはダイニングがあるかどうかです。

本館では、食事をいただくことが可能ですが、サテライトでは軽食(どちらかと言うと、おつまみ?)のみです。

※ドリンクは本館と同じです。

混雑する時間帯で、サテライトからの出発だと、こちらのサクララウンジを案内されます。


結局どこのラウンジが「おすすめ」 か?

第1位 サクララウンジ(本館)
充実の食事メニュー、アルコールドリンクや設備などホームグラウンドのラウンジは最強と言えるでしょう。

第2位 カンタス航空ビジネスラウンジ(サテライト)
時間帯にもよりますが、一応スパークリングワインの用意もあり、ホットミールもあり、空腹を満たすことも可能になっています。(そこまでの充実度はありま せんが。)



以後省略




成田のラウンジの過ごし方 結論

ワンワールドアライアンスに加盟する航空会社 利用で、マイレージ上級会員あるいはビジネスクラス以上のユーザーの方は、

搭乗予定の便が、本館出発ならJALサクララウンジを

サテライトからの出発ならカンタスラウンジを

カップラーメンをいただくならCXラウンジを???
(もちろん冗談ですが・・・)

でも、ワンワールド エメラルド会員とファーストクラスユーザーの方は、JALファーストクラスラウンジがおすすめでしょう。









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