日本航空(JAL)などワンワールドを中心とする世界の空港のサクララウンジ

空港とは何か?〜基本的な空港ガイド〜

空港とは、ご覧の通り、空の港で、飛行機が離着陸し、駐機する場所です。そこでは、乗客の乗り降りや、貨物の積み下ろし、チケットの発券や搭乗手続き、機体の整備など、さまざまな業務が行われています。



まずは、日本の空港から

日本に代表される空港ですと、東京国際空港(羽田)・成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港が代表され、約100近い数の空港が存在します。もともと、新幹線の普及が早かった日本国内においては、これだけ数多くの空港は不要とも言われ、むしろ赤字空港は数多く存在します。

そんな、赤字空港に就航している航空会社も赤字になり、日本航空は経営破たんに追い込まれました。(かなり、大ざっぱに申しますと・・・。)

要約しますと、空港が公共のものと言えども、ある程度利益をもたらす必要があり、そんなことを、政治家の都合で決めてはいけないということです。


実はビジネスチャンスをもたらす空港

東京・中部・関西の各空港は、海外から多くの人が訪れる空港です。そのような空港において、エンタテイメント性を充実させることで、その海外の人の空港滞在時間は間違えなく増えます。

ショッピングや飲食施設を増やすことも重要ですが、何か空港でしか出来ないイベントを行うことが重要です。その例が、滑走路の見学です。日本だと中部国際空港、ドイツであればフランクフルト国際空港において、そのようなイベントが実施されています。これは、バスに乗り滑走路の近くに行き、目の前で離着陸する航空機を見ることが出来るという、他ではまず経験の出来ないイベントでしょう。

では、フランクフルト空港は、ともかくとし、なぜ中部国際空港でこのようなイベントが開けたかと申しますと、それは、中部国際空港が民間の空港であるためです。

成田や羽田の場合、ターミナルビルは民間で運営されています。しかし、空港の滑走路などは国が管理しているため、ターミナルビル運営会社が好きなように利用することはできません。しかし、中部の場合は、滑走路も含めてすべてが、民間で運営されているため、このようなイベントが開催できるとのこです。


このように、現在の日本の空港は、「利用してもらう空港」から「来てもらう空港」に変わりつつ あるのです。特に、羽田空港 国際線ターミナルは、プラネタリウムがあったり、成田国際空港も充実したショッピングが出来るなど、日本の空港も世界の巨大空港に近づいてきたように思えます。

面白い設備を持つ空港

・マッカラン国際空港(ラスベガス)
ラスベガスらしく、空港内にもカジノの施設があります。

・ヨーロッパ内の一部の主要空港
鉄道しかも新幹線の駅と直結しており、フランクフルト等から、ヨーロッパ各地に向かうことが可能。
日本でもぜひ、見習ってほしいと感じます。

・新千歳空港
リニューアルで、駅の中に入浴施設が出来た。

・シンガポール・チャンギ国際空港
とにかく、面白いです。なんか滑り台とかあるし。おすすめです。

そんな感じで、色々あると思います。


なぜ、空港にはラウンジがあるのか

少し、本題に戻りまして、なぜ、航空会社はラウンジを設置するのかを述べたいと思います。

航空会社は激しい価格とサービス競争という状況です。その中で、ビジネスクラス50万円の料金で、長くても13時間というフライトの間に、どの程度のサービスを提供するには、限界があります。そこで、フライト前の退屈な時間も快適に過ごせるよう、空港ラウンジを設置する航空会社が増えてきたのです。

現在では、ファーストクラス専用のターミナルを設ける航空会社があったり、ラウンジでフルコースの食事を頂くことができたり、ただ、ワインやビールが飲み放題というのとは一味違ったラウンジも世界中にあります。