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JALのフライオンポイントを早く貯める方法を考察

近ごろは、フライオンポイントを早く貯める裏ワザなどを知りたい方が多いようでございます。

しかし現実には飛行機に搭乗しない限りフライオンポイントを積算することは出来ません。そこで、フライオンポイントを早く積算させるには、何をすれば貯め られるのかを調べてみました。

今回は期間限定のキャンペーンでもなければ、裏ワザでもなく、オーソドックスな方法を紹介します。


このページではフライオンポイントを多く貯めるための前提条件をいくつか紹介

JALカード加入は必須条件

JALカード クラブAゴールド

ここ2〜3年はJALカード加入者向けのキャンペーンという名目で、
JAL カード加入者限定!初回搭乗FLY ONボーナスポイントキャンペーン
が実施されています。

JALカードを所持して最初にJALグループの便名の便に搭乗(国内線・国際線)すると、
5,000 ポイントが付与されます。


5,000ポイントが付与されるとなれば、FOP修行にもかなり有利になりますね!




なるべくブッキングクラスの高い運賃で搭乗する

ブッキングクラスが高ければ当然金額も高いです。ですが、中にはあまり金額に大差が無い場合やブッキングクラスの高い運賃を利用した方がトータルコストが 安くなる場合がありますので紹介します。

国内線 東京〜大阪線を例に

まず、国内線・国際線ともにブッキングクラスの高い運賃では、
FLY ONポイント プレゼントキャンペーン
が実施されています。

普通運賃や特便割引など国内線ファーストクラスが事前に予約できる運賃が対象ですが、
通常付与されるフライオンポイントの他にボーナスで400ポイントが付与
されます。(パッケージツアーなどの個人包括割引運賃や先得割引は対象外



ただし、特便割引に関してはもともとの運賃が高いため、400ポイントのためにコストパフォーマンスが良い運賃であるとは言えません。


ですが、東京発大阪行きの運賃を見てみると特便割引でも安く販売されている運賃だっ てあります。

早朝便:6:30出発の便であれば12,960円で搭乗可能(ウルトラ 先得と比較すると最大4,000円差)
日曜便:午前中出発の便であれば11,190円で搭乗可能(先得割引と比較すると 100円ほど差)



結論
大阪に観光で出かけるなら日曜日に出発し、平日に先得割引で帰ってきましょう。


参考:特便割引21が安くなるシーズン


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国際線 激安運賃で搭乗しない 東京〜パリ12月出発を例に

JALエコノミースペシャル(期間限定)

東京〜パリ間において、期間限定の激安運賃(エコノミークラス)を利用した場合、2015年9月ごろの燃油サーチャージ込みで80,000円強で往復する ことが可能です。

この運賃を利用して貯めることが出来るフライオンポイントは、3,716ポイントで す。



ダイナミックセイバー タイプF

日本航空にて常に販売されている最安値運賃です。座席数に限りがありますが、パリ線のように供給が過剰気味に見える路線では、比較的購入のしやすい運賃で あると思います。

さきほどのエコノミースペシャルと同条件の場合、91,000円で往復することが可能ですが、フライオンポイントの積算率が高くなるうえ、FLY ONポイントプレゼントキャンペーンの対象になっていることから400ポイントが付与されます。

トータルで6,994ポイント積算が可能です。


10,000円程度多く支払うだけで、2倍近くのポイントを貯められます。






国際線ではなるべく多く飛行機搭乗する

JAL B777-300ER
JALで販売されている国際線運賃には乗り継ぎをして目的地に行く分の料金が含まれています。また、国際線の国内線区間を利用することで日本各地から海外 に向かうことが可能です。どういうことを次の項で紹介します。

海外では乗り継ぎをする

たとえば、東京からフランクフルトにアクセスをする際に直行便を利用するとフライオンポイントが15,620ポイント(往復/JALビジネスクラス利用) しか積算できません。

しかし、東京からロンドン経由でフランクフルトに向かう場合、東京=ロンドンの16,336ポイントの他に、ロンドン=フランクフルトのおおよそ 1,600ポイン トが別途積算されます。
※全区間ビジネスクラス・往復・JLの便名で搭乗した場合の概算

にも関わらず、燃油サーチャージ以外の
割 増料金はありません。
※ストップオーバーした場合、別途費用が必要になる運賃があり、出国 税が掛かる国があります。



国際線の国内線区間を利用する

国際線の国内線区間の利用とは地方⇒東京経由⇒海外に行く際に、地方から東京までのチケットの部分を指します。

料金は片道5,000円で利用 することが可能でありながら、国内線部分のブッキングクラスは普通運賃と同様の扱いのため、マイル積算率・フライオンポイント積算率ともに100%となっ ており、JAL修行にはかなり有利です。


条件は、地方⇒東京経由⇒海外において、東京の滞在時間が24時間以内に限られること、国際線チケット購入時に国内区間も同時に購入する必要があります。

また、国内線区間で利用できる搭乗クラスは、
国際線ファーストクラスを予約⇒国内線ファーストクラス(クラスJ)
国際線ビジネスクラス を予約⇒クラスJ
国際線エコノミークラスを予約⇒普通席

となっています。事前に国内線区間で利用できる搭乗クラスより上のクラスを予約することは出来ず、当日空席がある場合に限り、アップグレードが可能です。



(余談)国内線ファーストクラスは修行にはもってこい

国内線ファーストクラスにアップグレードを狙う場合、東京=那覇線はファーストクラスの便数が少なく常に満席になっているため、東京=福岡・札幌線で当日 アップグレードを狙った方が良いです。

なお、国際線チケットの国内線区間は予約している便よりも前の便であれば振替が可能です。したがって、遅い時間帯の便を予約しておいて、当日空港でファー ストクラスに空席がある便に振り替えてもらえば、ファーストクラスにアップグレード出来る可能性が高いのではないでしょうか。


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上記のことを踏まえて、


たとえば、
1.札幌⇒東京 1,522
2.東京⇒フランクフルト 7,810
3.フランクフルト⇒ヘルシンキ 約800
4.ヘルシンキ⇒ロンドン 約1,191
5.ロンドン⇒東京 8,168
6.東京⇒札幌 1,522

国際線区間はビジネスクラス・国内線区間はクラスJ


で、 飛行機に搭乗した場合、
フライオンポイントが約21,000ポイントも貯めることが出来ます。


純粋に東京=ヘルシンキを往復(FOP 13,872)するよりも、圧倒的にフライオンポイントを積算することが出来ます。





次のページでは、実際どの路線を利用するのが効率的なのかを考察してみます。






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