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空港ラウンジとは何か?〜入室資格を得る〜

このページは、空港ラウンジとは何か?の最終章でもあり、最終的に航空会社が運営している空港ラウンジへ入室する資格を得る方法を紹介しています。なお、クレジットカードと航空券の提示のみで入室できるラウンジへの入室資格を得る方法は、別のページで紹介しています。



ファーストクラスの航空券を購入

ファーストクラス航空券を持っている場合、利用する航空会社が運営しているラウンジであれば、すべてのラウンジに入室する資格が与えられた、最強のチケットとなります。

例えば、英国航空のロンドン・ヒースロー空港にある、コンコルド・ラウンジは、英国航空のファーストクラスチケットを持っている人のみの入場が許されているラウンジであり、ファーストクラス以外の方法では入室が許されていません。

このように、ファーストクラスのチケットがあれば、好きなラウンジに入室することが出来、ファーストクラスラウンジ以外にも、ビジネスクラスラウンジの利用も可能です。

この方法の最大の難点は、航空券の値段が極端に高いことと、ファーストクラス就航路線が、ビジネスクラスと比較すると、あまり多くないことが挙げられます。 ですので、値段に関しては、航空会社のマイレージを貯めることで、ファーストクラス航空券を入手するか、アップグレード特典を利用するなどの方法もあります。


ビジネスクラス航空券購入

ビジネスクラスが設置されている国際線は多く、ほぼすべての路線にビジネスクラスがある(か どうか分かりませんが・・・、)というくらい、航空会社各社が一番力を入れている座席です。(収益の大半はビジネスクラスからなので)

そして、短距離路線の国際線にもビジネスクラスが搭載されていることから、比較的安価でもビジネスクラスラウンジの利用することが可能です。

ラウンジの内容的には、ファーストクラスと比較すると、そこそこ劣ってしまいますが、それでも、主要の空港では、ビールやワイン、立派な食事が提供されているなど、機能的にも十分なサービスを受けることが可能です。



プレミアムエコノミーの航空券

プレミアムエコノミー(航空会社で呼び名が異なる)の航空券をお持ちの場合でも、航空会社によっては、ビジネスクラスラウンジに入室することが可能です。プレミアムエコノミーチケット単体で、主に入室可能な航空会社は日本航空、入室不可能なのが、ブリティッシュ・エアウェイズやカンタス航空となっております。

メリットは、エコノミークラスの航空券を持っていれば、+30,000円(日本航空)でアップグレード出来るなど、値段が安いことです。(ただし、この場合は、サクララウンジの入室は出来ません。事前に購入したJALプレミアムエコノミーのチケットのみがラウンジ入室の対象です。)

逆にデメリットとして、ビジネスクラスと比較すると、プレミアムエコノミーの就航路線数が少ないほか、ラウンジが使える点と、座席が少々広めであること以外は、エコノミークラスのサービスと ほぼ同等となっております。

しかし、エコノミークラスと座席の大きさを比較すると、大変快適であり、コストパフォーマンスは優れていると思いますので、一度あこがれのラウンジに入ってみたい方は、おすすめです。


エコノミークラス普通運賃

日本航空(JAL)限定です。エコノミークラスの普通運賃で搭乗する場合、東京成田〜ニューヨーク(JFK)利用の場合、約55万円かかりますが、 普通運賃の航空券を持っている場合に限り 、利用することが可能です。

もっとも、約55万円を出すなら、同じ値段で、エグゼクティブクラスの利用をするかと思いますが、普通運賃のメリットは、当日の予約が可能なことや、急な予定変更にも、フレキシブルに対応することが可能で、商社マンなどに定評のある(それしか選択肢はありませんが)運賃となっております。

もっとも、このような運賃を利用する方の多くは、普段から飛行機に搭乗する機会が多いため、次のページで紹介するJMB FLY ON CLUBのサービスステイタスを持っており、JAL悟空などのエコノミークラス割引運賃でもラウンジへの入室が可能となっています。





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