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エールフランス ビジネスクラス機内写真

エールフランスはフランスのフラッグシップエアラインであり、フランス流の一流のサービスを受けられる航空会社です。その例の一つとして、国際線のエコノ ミークラスにおいては、フランスらしく、機内でもシャンパンをいただくことが可能です。(JALなどはワインやビールのみ)

エールフランスA380
エールフランス(AF)A380

エールフランスは日本航空とのコードシェア便が運航されていることから、JLの便名として利用することが可能なほか、JMBマイルの積算やアップグレード 特典も日本航空と同じ扱いになるのです。(ビジネスからファーストクラスへのアップグレード特典を除く)

ですので、日本航空にはA380の運航はありませんが、エールフランスに搭乗すればJALのマイルを積算しながらA380に搭乗することが出来るのです。



エールフランスのビジネスクラスの シートを見ましょう

写真はA380に搭乗した時に撮影したビジネスクラスの画像です。A380においては、2階席部分にビジネスクラスが設置されており、2階部分の大半をビ ジネスクラスで占めており、座席の数もかなり多いのがA380の特徴です。

エールフランスA380のビジネスクラス

ビジネスクラス アフェール(仏)

ビジネスクラスのことをフランス語ではアフェールと言うそ うです。

それはさておき、茶色?と白のインテリアとなっており、明るさは十分です。またフランスらしく芸術的とも思えます。


A380の2階部分は1階部分と比較すると幅は狭めになっているため、2-2-2の配列になっています。

近頃のビジネスクラスのスタンスが1人掛けのスタッガードタイプなどが主流になっていることを考えると、少し時代遅れかもしれません。


座席は十分に足を延ばすことが可能ですが、JALのシェルフラットと比較をすると少し狭いかもしれません。

また、ライフラット型のシートのため、完全に180度にフラットにはなりませんが、十分に快適な座席だと思います。
エールフランスA380のビジネスクラス 

エールフランス ビジネスクラスの機 内食(東京発便)

フランスと言えば美食の国。当然機内食には期待したいところだし、ワインは絶対に はずせない一品です。

こちらの機内食ですが、日本発着便ではあるのですが、残念ながら日本食のラインナップはありません。また、ワインやシャンパンには力を入れているものの、 日本酒や焼酎のラインナップは無く、ビールは私たち日本人の大好きな「スーパードライ」や「一番搾り」等の銘柄も無いようです。(ハイネンがあるみたいで す。)


それでも満足出来る機内食とは何でしょう。


ウェルカムシャンパンは駐機中から

ウェルカムシャンパン

搭乗してしばらくすると、ウェルカムシャンパ ンが配られます。JALだとベルトサインが消灯するまでシャンパンに出会えません。

ただ、安そうなグラスで無いと記憶しておりますが、ぱっと見たところ、ただのコップにしか見えないグラスに注がれるのが残念であります。
前菜

グルメアペタイザーとサラダ

エールフランスのビジネスクラスの前菜。鴨胸肉にサーモンタルタル、帆立貝柱のハーブマリネです。

私の勝手な印象としては、JALよりも分量が少なく小食の私にはちょうど良いです。

言うまでも ありませんが、味付け一つも大変美味しいです。
メインディッシュはステーキ

メインディッシュはステーキ

私の機内食の基本は、やはりステーキを食することです。

で、今回もステーキを選択したのですが、これが炭火で焼いたような香ばしさで、どこかの航空会社で食べたステーキとは大違いです。

ただ、深いお皿なので、ナイフが入れづらいです。

焼き加減はGood!

さすがにファーストクラスでは無いので、焼き 加減のオーダーは出来ないようでしたが、(写真の見た目以上に)ミディアムくらいで、ちょうど良い焼き加減でございます。

そして何よりもパンが美味しいです。

エールフランスのパンは、生地をフランスから空輸し、日本で焼いて出しているらしく、味には相当の自信があるようです。

甘みが強く、小食の私でも おかわりを したくらいです。

メインディッシュはステーキ 
到着前の食事  

到着前のミールサービス

日系航空会社で流行りの「好きなものを好きな だけ」的なサービスはありませんが、長距離のフライトであれば、2回目にも食事があります。

今回はラザニアとボルドーの赤ワインを選択しました。

2回目の食事にも一切 手を抜くことなく、美食の国に相応しい料理を提供してくれるのです。
こちらは欧州域内便の機内食

欧州域内便の機内食

こちらはパリからコペンハーゲンに搭乗した時の機内食ですが・・・・。

一応これだけです。(シャンパンはありますが・・)

写真奥右側の器に盛られているのがフォアグラかと思いますが、それとパンと付けて食べると、美味しくいただくことが出来ます。

エールフランスビジネスクラスの機内 食を評価してみる

美食の国のエアラインに相応しい機内食です。上手に説明することは難しいのですが、一つ一つの味付けが繊細であるために満足をする食事をいただくことができました。

私の個人的な意見を述べるのであれば、これだけ立派なフランス料理を提供するのであれば、日本食の提供は不要だと思いますし、不満もありません。(日本のビールがあると嬉しいかな?)


一方で、欧州域内便のビジネスクラスで提供されている機内食は・・・・・です。もともと料金も高くないでしょうから、一概には言えませんが、あのラザニアくらいのものが食べたかったというのが正直な感想です。でも、シャンパンが出るのはGOODです。



今回見たエールフランスビジネスクラスのサービス

電動シート
電動リクライニングシート 
今時のビジネスクラスでは当たり前ですが・・・。


・おそらく無駄なスペース
ラウンジ 
座席にすることもできず、専用のサロンのようになっているのかと感じます・・・。
(おそらくA380のみ)

ちなみに、エミレーツだとシャワールームがあったりしますが。


バーコーナー
バーコーナーで用意
客室乗務員の方に頼めば持ってきてくれますが、ここで勝手にグラスに注ぐことも可能。

間違ってもラッパ飲み的なことはしないでください。


ちょっとしたつまみ
カナッペでしょうか。
お腹が空けば、持ち帰り自由そうなカップラーメンもあります。


エールフランスビジネスクラスの総評

とにかく機内食の美味しい航空会社というのがアピールしておきたいポイントです。

一方のサービス面ですが、日系航空会社とは違いますので、きめ細やかさなどに欠ける部分はあると思いますが、逆に言えば、サバサバ?しており、意外とあまり気を使わないという意味では、悪くはありません。

一方で言葉の問題ですが、基本的には英語になると思います。ただ、日本発着便に関しては、日本語のアナウンスはありますし、日本語のメニューもあります。ですので、さほど心配はしなくても大丈夫です。

ちなみに、最悪の場合(多分無いでしょうけど)は、日本人の客室乗務員も搭乗しています。
(もちろん日本発着線のみ)

あとは、なぜか機内が寒かったことでしょうか。

結論:
ぜひとも一度美味しいフランス料理を雲の上で楽しんでみてください。また、最新鋭のA380は静粛性や快適性にも優れており、おすすめです。