海外旅行時に現金は不要か？

海外旅行の際には現地の通過が必要であるため、多かれ少なかれ手数料を払って現地通貨を入手する必要があります。しかし、クレジットカードという便利な魔法のカードがあるため、クレジットカードを利用できる店であれば、世界各国好きな店で利用することが可能です。

であれば、欧米諸国の大半の店ではクレジットカードが利用可能であり、（トランジットなどで）滞在期間が極端に短い場合、現金なんて、まったく必要無い？と考えたくなってしまいます。

そこで、実際に現金は必要ないか検証したいと思います。

欧米でのクレジットカードの考え方

欧米では、日本以上に日常の買い物にクレジットカードが利用されています。

日本のクレジットカードの場合、マイルなどポイントを目当てに所有している方が多く、そのついでに、身元保証（ホテルの宿泊やレンタカーなど）に用いられる場合が多いです。

一方の欧米ですが、もちろんポイントの加算はあるかと思いますが、クレジットカードを所持することで、（大量の）現金を持たずに歩くことが出来るため、100円の飴を購入するのにも、クレジットカードを利用し、あまり現金を持ち歩かない人もいるようです。

ただ、欧米の場合は絶対的にクレジットカード所持は身元保証に重大な意味があり、クレジットカードが無ければ、ホテルに宿泊することも出来なければ、レンタカーもコンパクトサイズでも、レンタルすることが出来ません。（日本であれば、何らかの方法で現金決済でもOKですよね。）

実際現金は必要なのか？

前置きが長くなりましたが、ずばり必要だと思います。ただ、クレジットカードが利用できるのであれば、極力多額の現金を持ち歩かないことを推奨します。

ケース1：タクシーを利用する場合

欧米のタクシーは一部ではクレジットカードが利用できるらしいのですが、まだまだ現金が主流であります。ですので、まずは海外旅行のサイトでタクシーでクレジットカードが利用できるか調べて、使えないケースがある場合、その分の現金は持参した方がよさそうです。

もっとも、日本でクレジットカードの利用できないタクシーに遭遇した場合、乗客からの乗車拒否出来ますよね。

ケース2：チップの支払いは現金

チップの支払いは現金で行います。ただし、レストランでの食事で支払い時にクレジットカードを用いる場合などは、クレジットカードでの支払いが可能ですね。

ですので、私のようなカード主義者のような方であっても、小銭（＄では小額紙幣）はポケットなどに入れて持ち歩くと便利かもしれません。

ケース3：店側のクレジット端末が故障しているとき

写真はドイツの大衆車フォルクスワーゲン・ゴルフ
（ディーゼルしかもMT）

実際に、とあるロンドンのホテルの駐車場に車を止めて、出すとき精算するわけですが・・・、

なんと、クレジットカードの端末が故障していたのです。

通常、このような場合、カード番号を基に、電話で問い合わせをして、決済を行うことが出来るはずですが、英語でそのような交渉も出来るわけ無く、あえなく現金で支払いをしたわけです。

もちろん、従業員がアルバイト（Part time jobの意）で、このようなケースのトラブル対策法を知らなかった可能性はありますが、知らない以上、クレジットカードを利用することが出来ないのです。

したがって、3日間のロンドン滞在のためにあまり両替をしていなかったため、

荷物を運んでくれたボーイに少ししかチップを渡せなかったら、あからさまに嫌な顔をされたのは言うまでもありません。

ですので、駐車場やレストランのように事後精算の場合、お金を払わないわけにもいかないので、ご注意を。

ということで、長々とケースを紹介させていただきましたが、私のように少ししか日本から現金を持ち出さないことによって、現地でムダな手数料を払わなければならないという現象が発生しますのでご注意ください。
（私のカードはキャッシング不可であったため）

参考　海外で一番使えるクレジットカードは？

VISAカードです。私はVISA・JCB・AMEX（現在はセゾンAMEXのみ）を所持していますが、VASAカードを提示して使えないところはありませんでした。

おそらく、マスターも同様に使えるような気がしますね。

ちなみに、JCBはハワイだと重宝しますが、大陸だとあまり使えそうな店はすくないように見えました。

あくまで私の勝手な主観ですので、無視していただいても大丈夫です。
（ただ、VISAの利用不可の店が無かったのは事実でしたが・・・）