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JMB積算可能なのA380に搭乗

オール2階建てA380の飛行機は、日系航空会社では、スカイマークエアラインが導入を予定している以外、ダウンサイジングが図られており、まったく予定されておりません。それでも、一度は乗ってみたいですね。

そこで、外資系航空会社の利用になるのですが、どうもJALユーザーの場合、乗れるチャンスが少なさそうという印象を受けます。そこで、どのようにすれば、JMBを貯めながら、A380に搭乗できるか考えました。

AMC※は貯めやすくJMBが難しいのﾜｹ

2012年の納期の都合上だと思いますが、スターアライアンスの方が、A380を導入している航空会社が多いのです。一方のワンワールドアライアンスは、カンタス航空（QF）のみです。しかも、カンタス航空は、日本就航路線（成田＝シドニー）はB747-400ですので、A380に搭乗することは困難です。

一方の、スターアライアンスの場合、ルフトハンザ・ドイツ航空（LH）でヨーロッパ方面に、シンガポール航空（SQ/運行区間：シンガポール＝東京成田＝ロサンゼルス）であるため、アジア・北米に強く、さらに2013年からはタイ国際航空（TG）もA380を導入し、東京＝バンコクが結ばれる予定です。

したがって、ワンワールドアライアンスの航空会社が日本へ乗入れしていない以上、どうしても、難しくなってしまうのです。

でも、A380に搭乗しながら、JMB積算が出来る！

諦めてはいけません。簡単な手段を用いれば、JMBの積算が可能です。

●提携航空会社を使う（日本航空を例に）●

日本航空の場合、ワンワールドアライアンス以外にも、さまざまな航空会社と提携しており、その提携している航空会社の中に、A380を所有している、エミレーツ航空（EK）やエールフランス（AF）があります。

どちらの航空会社を利用の場合も、利用区間に関わらず、JMBの積算が可能です（※）。
※EK便利用の場合、予約クラスY以上（エコノミークラス普通運賃、およびビジネス・ファーストクラス利用）のみマイレージ積算の対象となります。

また、ワンワールドアライアンスに加盟する航空会社以外の利用の場合、FLY ONポイント積算・搭乗回数加算が出来ないため、JGCやFLY ONサービスステイタスを得ることを目標とする場合、まったくメリットがありません。

そのため、FLY ONポイント積算を目指す場合、AF・EKの機材（A380）で運行されるJALとのコードシェア便（共同運航便）を利用する必要があります。

つまり、東京成田＝ドバイ・フランスは、JALを利用する場合、AF/EK機材であっても、コードシェア便なら日本航空の利用客として扱われます。この場合、チェックインカウンターや空港ラウンジは、運行会社を利用する必要がありますが、JALの搭乗実績として扱われます。

特に、ヨーロッパ方面の場合、パリでの乗継でブリティッシュエアウェイズ（BA）やフィンエア（AY）およびJL便名のAF機を利用すれば、ヨーロッパ内をフレキシブルに行動することも可能なのです。

なお、どちらの航空会社もマイルを用いての特典航空券として利用することが可能です。

AF：
エコノミークラス・ビジネスクラスの特典航空券・ビジネスクラスへのUPグレード
マイルを用いたファーストクラスの利用は不可。
JAL便名としてUPGが利用可能であるため、マイレージ積算可能。

EK：
全クラスの特典航空券。
アップグレード・片道のみの利用など不可。
世界一とも称されるファーストクラスにもマイルを使って搭乗可能。

●オーストラリアに行くなら遠回りで●

先述したとおり、カンタス航空はA380を所有しており、運行されています。ただ、東京には就航していないということで、どこかで乗り継ぎをすれば、いいでしょう。

カンタス航空のA380の運行区間の一つに、シドニー＝シンガポール＝ロンドンという路線があります。（QF1/QF2）この路線は、必ずしもシドニー＝ロンドンを通しで利用するつ必要が無いため、シンガポール＝シドニーという路線も組むことが可能なのです。

なので、シンガポールまでJALで向かい、シンガポールからシドニーへカンタスを利用すれば、なんとB787とA380の世界の最新鋭機を利用して、オーストラリアへ旅行することも出来てしまうのです。

この方法は、カンタス航空のホームページから、空席照会をかけると、このようなルートが表示されており、日本航空の場合、シドニーですと、直行便のみが表示されるため、A380の予約は取れ無さそうな印象です。

今後は、日本航空においてのA380の就航は、難しそうですので、BAがA380を導入し、日本へ就航してほしいと思いますね。