世界の空港ラウンジめぐり
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新千歳空港 国内線ターミナル

北海道の玄関口である新千歳空港をめぐった記録です。新千歳空港は、北海道内最大の都市である札幌へのアクセス拠点であり、北海道の中で一番規模の大きな空港です。

また、東京=新千歳線は、航空輸送量で世界一か二になるほどの、高需要の路線です。(他の主要都市に比べて、新幹線などのライバルが圧倒的に少なく、手段がフェリーか長時間かかる鉄道しかないため。)

現在では、アジアからの観光客を取り込むべく、国際線が数多く就航しているほか、LCCも頑張っており、おそらく北海道新幹線が開通後も、この規模は維持されるものでしょう。



新千歳空港と言ったら、ここが中心地?

新千歳空港の中心地

新千歳空港のこの場所が、ちょうど真ん中にあたりそうです。

近頃リニューアルされたばかりで、構造は以前と大きく変わっていないと思いますが、スケールが変わってきたような気がしますね。

ちなみに、イベントスペースもあったりします。
こんな柱の陰から 新千歳空港のJALチェックインカウンター

JALのチェックインカウンター

柱が中心になってしまって、ごめんなさい。
おみやげ屋さん

充実しすぎた お店

リニューアルされての最大の特徴は、インバウンドを意識しており、お店がすごく充実しているように見えます。

海鮮系からメロンなどの農産物、何でも売っていますよね。
新千歳空港はどこまで広いのか?

充実した施設

また、お店が充実している以外に、リニューアルにより、地元の方にも配慮した施設へと変わりました。

具体的には、映画館が出来たり、お風呂に入れるなど、新千歳空港は一日居ても飽きない場所へと変貌したのです。

また、隣の南千歳駅そばにある、アウトレットモール レラとも協調し、道内有数の観光地を目指しているようです。
弧???になっている中心部はショッピングワールド!

スーパーラウンジ

新千歳空港のクレジットカードで入れるラウンジといったら、スーパーラウンジでしょう。

スーパーラウンジは、手荷物検査場前の利用となるため、スーツケースなど大きな手荷物は預けてから別のフロアに行く必要があるため、少し煩わしいかもしれません。
国際線ターミナルとの連絡通路

国際線ターミナル連絡通路

以前、新千歳空港といっても、あまり国際線が飛んでいるイメージはありませんでした。

しかし、実際には北海道がアジアの観光客に人気の都市であり、今後も多くの利用客が見込めることから、新しい国際線専用ターミナルを作ったらしいです。

すごいね。
場所は変わってフードコート

新千歳空港 フードコート

規模の大きなフードコートがあります。

ただ、このフードコートは北海道らしいものを食べるというより、逆に地元の人向けのような印象が強く、世界中の料理をいただくことが可能なようです。

私は坦々麺を見てしまったため、食べちゃいました。

ちなみに、値段は北海道でありながら、決して安い金額では ないようです。
新千歳空港のフードコート内

新千歳空港 フードコート

インテリアは明るく、家族連れでも楽しめるように設計されています。

少し子供向けという印象も拭えないような・・・。
新千歳空港のフードコートから飛行機が見える

フードコートから眺める

フードコートからも ちゃんと、飛行機を眺めることが出来るんですね。

しかし、北海道はデカいです。
こちらは、ダイヤモンド・プレミア専用セキュリティゲートと国内線ファーストクラスカウンター

DP専用セキュリティゲート

ダイヤモンド・プレミア専用セキュリティゲートとJALファーストクラスカウンターです。

JAL国内線ファーストクラス利用者かダイヤモンド・プレミア会員(JMBの上級会員)である必要があり、なかなかハードルが高いですね。
7月の北海道は超混雑

しかし夏の北海道は混雑

今回は、国内線ファーストクラスを利用したため、スーツケースは、ファーストクラスカウンターで預け、専用セキュリティゲートを通過したため、左のような混雑には遭遇しませんでした。

となると、+8,000円も決して高い金額で無い?

ちなみに、客室乗務員やパイロットの方も、一般客と同じように、検査を受けているようです。
全日空の待合所

全日空の待合スペース

全日空の翼のカラーの関係でしょうか、座椅子の色も青色です。

ちなみに、端から端まで歩きましたが、地味に距離が長い上、動く歩道とかもありませんでした。
おそらく日航と全日空の待合所

日航と全日空の共用?

2色あるため、共用でしょう。

ちなみに、セキュリティゲート通過後もおみやげ屋さんは、たくさんありますが、ウィスキーやワインが売っているおみやげ屋さんは、ゼロですので、ご注意を。
新千歳空港 JALサクララウンジ

新千歳空港JALサクララウンジ

新千歳空港のJALサクララウンジです。

ラウンジは、全国でみても平均的なサクララウンジです。ちなみに、ラウンジ内から飛行機は見えません。


全日空のB747が未だに現役

とりあえず、B747の4発機

たまんないですね〜。

今時、燃費の悪い飛行機となってしまいましたが、着席率を高くすれば、十分に採算が取れる機種であるとは思うんですけどね。
ボンバルディア

ボンバルディア??

大型機から こちらは、50人乗り程度のリージョナル機です。すごく可愛らしいです。

ちなみに、通常のボーディングブリッヂからは搭乗出来ないため、一度、下に降りるんですね。
ボンバルディア

現在の主力大型機B777-200

国内線の主力大型機と言えば、B777-200でしょう。(国際線ならB777-300ER)

ファーストクラスが搭載されているのは この機種であり、快適な機種でないでしょうか。


こちらが搭乗ゲート

いよいよ出発です

ここから出発します。

ちなみに、普通席など予約でチェックイン時にクラスJやファーストクラスが満席であった場合、空席待ちになりますが、空席があった場合、隣のカウンターから呼ばれるようですね。

でも、Fクラス利用でサクララウンジを使わないのも、もったいない話ですね。

新千歳空港(国内線ターミナル)総評

なんとしても、立派な空港だなという印象を受けました。

現在の空港経営は、着陸料以外に売上の割合でテナント収入を増やす傾向があり、中部国際や東京などと同様に、その傾向が顕著に表れた空港であると言えるでしょう。そのため、設備としては、素晴らしい空港であると言えます。あとは、もう少し移動が楽になれば といったところでしょう。

今回は、おみやげ屋さんやフードコートを中心に見ましたが、大浴場や映画館もあり興味深いので、そちらにも訪問したいと思います。

訪問日:2012年7月上旬・下旬