世界の空港ラウンジめぐり
日本航空(JAL)などワンワールドを中心とする世界の空港のサクララウンジ
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ロサンゼルス国際空港 アドミラルズクラブ

ロサンゼルス国際空港のターミナル4(主にアメリカン航空 国内線・国際線共通ののターミナルとして運用)にある、ラウンジ Admirals Clubです。日本航空でいう国内路線向けのサクララウンジと考えていただいても分かりやすいかと思います。 (そこまで豪華でない理由はのちほど)

こちらのアドミラルズクラブは、主に上級会員(ワンワールド サファイア以上)および、ビジネスクラス・ファーストクラス利用者向けのラウンジですが、それ以外の方も、$50/Dayの支払いで入場することが可能です。そこで、今回、エコノミークラス利用の私が、50ドル払う価値があるかどうか検証したいと思います。



アドミラルズクラブ(ラウンジ)の入口

アドミラルズクラブの入口

ロサンゼルス国際空港(ターミナル4)のアドミラルズクラブ入口の写真です。

なんとなくボケっと歩いていると、見落としたために、つきあたり まで行っちゃいましたので、セキュリティゲートを抜けたら、右側を注視していてください。
内装はこんな感じ

内装はこんな感じ

入口のカウンターでチケットチェックを受け、階段(またはエレベータ)をのぼると、このような 風景が広がっています。

モダンで明るく、大変快適だと言えるでしょう。

巨大空港でありながら、あまり規模の大きいラウンジであるとは言えないでしょう。

反対側の内装も

反対側の内装も

ラウンジ内には、新聞や雑誌(日本字のモノはありませんでした)があるほか、荷物置き場も用意されていました。

ただし、この荷物置き場ですが、鍵が設置しているタイプでないため、盗まれる可能性があるため、あまり利用することは おすすめできません。また、貴重品が入っているモノはヤメた方がいいと思います。
ドリンクとフード

フードとドリンク

コーヒーと紅茶と、簡単なジュースと、乾きもののスナックと・・・、それだけしかありません。

アメリカン航空のラウンジだから、こんなもんでしょうと思いきや、必ずしも?そういうわけでも ないのです。
フードコーナー(有料)

フードコーナー・バーコーナー

お客様を飽きさせることはありません。

フードコーナー・バーコーナーの設備もあります。ただし、こちらのコーナーは残念ながら有料です。

ただ、有料であるだけあり、sandwichやpizza、さらには寿司(ロサンゼルス国際空港)まで、軽食であれば、ある程度は揃っています。
こちらがメニュー

こちらがメニュー

まず、食事をいただくに あたり、日本航空のサクララウンジの場合、ダイニングエリア内に食事は限定されますが、LAXのアドミラズクラブでは、好きな席で食事をいただけます。

また、メニューを見ていると、ウェイター・ウェイトレスの方が、注文を伺いに来てれくれます。
これが頼んだもの

注文したフード・ワイン

こちらが、注文したフード(チキンとバジルのsandwich)とワイン(シャンドンというカリフォルニアシャンペンで、フルボトルでも10ドル以下で購入可)です。

ちなみに、これだけ食べて、26ドルです。sandwichだけで10ドル近いです。(ドトールで似たようなsandwichを注文すると、コーヒーとセットで500円以下とか・・・
見降ろせます。

ラウンジから見下ろせる

ラウンジの一部の席からは、セキュリティゲート内の様子を見おろすことができます。見下すことはできません。

でも、少しだけ高いところから眺められるため、気分はいいのでは ないでしょうか。
ラウンジを満喫したらココから出発

ラウンジを満喫したら

いよいよ出発です。

この辺は、世界共通だとは思いますが、ロサンゼルス国際空港ターミナル4の設備は若干古い感じが否めないですね。

テレビとは、いまだにブラウン管・・・・

ロサンゼルス国際空港ターミナル4 AA Admirals Club総評

施設は綺麗で清潔感があり、悪くはありません。

しかしながら、一部を除く、飲食の大半が有料であるという点が、あまり良い印象を受けないという方は多いでしょう。ただし、JALにおいても、国内線のラウンジについては、ビールやウィスキーこそ無料でいただけますが、それ以外は簡単なつまみぐらいしか ありません。※
※ビジネスクラス等利用の場合、受付でドリンク無料券がもらえるらしいです。

ですので、必ずしもマイナスに評価する要因では無いと思います。もともと、アメリカのエグゼクティブラウンジの場合、アルコールなどが一般的に有料でありながら、客の要望に応じて飲食が可能であるという点は、むしろ評価出来ると思います。
(JAL国内線サクララウンジにおいては、お腹が空いても、何も食べられず、外に行かなければ・・・)

ただし、値段が高いというのが難点で、少なくとも空港の外に出れば、同じ値段でもsandwichが、食べきれない分量の食べ物に化けるのは、間違えないでしょう。

ということで、
総合評価:★★★☆☆(星3つ)
とさせてください。(国内線ラウンジ部門で)
ビジネスクラスの場合、多少はアルコールドリンクが無料で飲めることを考慮しています。

私自身、あまり国内線のラウンジ入室経験が無いため、適正な評価が出来ていないとは思いますが、しかしながら、少なくとも、アルコール類の一部も無料で提供してほしいと考えております。

ちなみに、アドミラルズクラブの上に、フラッグシップラウンジなるものが存在しており、米国内大陸横断便(LAX=JFKなど)の3クラス制 航空機のファーストクラス利用者・ワンワールド エリート ステイタス エメラルド(最上位)の方が利用することが可能です。

こちらの、フラッグシップラウンジは、その名の通り、最上級のサービスを提供してもらうことが可能であり、軽食やワイン・ビールなど無料でいただくことが可能です。

訪問日:2012年4月18日Noon(現地時間)