世界の空港ラウンジめぐり
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香港国際空港 THE WING FirstClass専用エリア

キャセイパシフィック航空(CX)のホームグラウンドである、香港国際空港(チェクラップコク国際空港)のビジネスクラスラウンジのザ・ウィング(THE WING)です。このザ・ウィングですが、香港国際空港内に3つあるキャセイパシフィック航空の出発ラウンジの中でも、フラッグシップラウンジに相当するラウンジであるとのことです。

このザ・ウィングには、ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジに分かれており、今回はビジネスクラスラウンジのファーストクラス利用者専用スペース の利用となります。2012年現在はファーストクラスラウンジは改修工事中であり、完成が楽しみでもあります。

そのため、ザ・ウィングのビジネスクラスラウンジの一部であるアトリウムを、ファーストクラス利用者・ワンワールドエリートステイタス「エメラルド」所持者向け専用のエリアとして期間限定で開放しているのです。

なお、ファーストクラスラウンジの改修が終了したら、このアトリウムは、ビジネスクラス利用者・ワンワールドエリートステイタスサファイア以上で入室出来ます。

今回は、そこに潜入です。



香港国際空港 THE WING(ザ・ウィング)のラウンジデータ

下記表で、このページのラウンジデータを紹介します。
香港国際空港 キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング アトリウム(ファーストクラス利用者専用スペース)

ラウンジ基本情報

運営航空会社
キャセイパシフィック航空
場所
香港国際空港 入国審査後左へ進む

ラウンジ内の設備

シャワールーム

無料
シャンパン

銘柄不明
インターネット

Wi-fi利用可(ずべて無料)
フード

ホット・コールドミール他、ラーメンなど
ビジネスクラスエリアを利用
その他

香港国際空港 CXの最上級ラウンジである

THE WINGの入口

ザ・ウィングの入口

ザ・ウィングへの入室は、ビジネスクラスラウンジもファーストクラスラウンジも変わりません。チケットを見せて、クラスによって行き先が変わるのです。

ビジネスクラスラウンジは上階で、ファーストクラスラウンジは同階です。今回は、ビジネスクラスラウンジ内のファーストクラス利用者専用スペースであるため、上階へ行きましょう。

ザ・ウィング アトリウムのインテリア全景

内装はこんな感じ

長〜いカウンター(ロングバーではありません)やソーラス・チェアを中心としたインテリアです。

さすがにファーストクラスラウンジの扱いとなるため、人は少なく、その人たちも上品そうな方々ばかりだという印象を受けました。

シャンパンは当然です

シャンパンサービスは当然

もちろん、シャンパンの用意はあります。しかし、銘柄は分かりません。なぜなら、ウェイターの方がいて、オーダーを取ってくれるのです。

なので、自分で取りに行く必要もなく、快適な時間を過ごせるのです。これがファーストクラスラウンジの醍醐味でしょうか?
シャンパンで優雅な時間を

シャンパンで優雅な時間を

上とまったく同じ写真ですが、このように優雅な時間を過ごせます。オーダーを取ってくれるのは良いのですが、メニューリストとか特に無さそうなので、何があるか分からなかったのが難点です。

おそらく、軽食に関しては、オーダーを取ってくれるか、自分でフードコーナーから持ってくるかのどちらかです。(当たり前だと突っ込まれそう・・・)

ただ、ヌードルバーの名物の坦々麺などは、ヌードルバーの中で食することを おすすめします。(食べられる雰囲気でないため。)

香港国際空港 ザ・ウィング (キャセイパシフィック航空) 総評

とても良いラウンジだと思います。ただ、あくまでビジネスクラスラウンジの延長上という私の勝手なイメージを払しょくできないのが残念な点です。もっとも、ここはファーストクラスラウンジではない上、私自身、ファーストクラスラウンジに入室をした経験が無いため、正確に評価を出来ていないようにも思えます。


こちらの、空港ラウンジの評価ですが、
総合評価:★★★★*(星4つ半)
とさせてください。(ファーストクラスラウンジ部門)


私は以前、ザ・ウィング ビジネスクラスラウンジの記事を書いた時に、

おそらく、これがファーストクラスラウンジであったとしても、4か5つ星ぐらいには評価できちゃうくらい、素晴らしい空港ラウンジだったと思います。

と述べました。

これは、あのビジネスクラスラウンジがファーストクラスラウンジであっても、十分満足することが出来、下手なファーストクラスラウンジよりも、十分なサービス提供をされているという意で述べています。

このザ・ウィング アトリウム内 期間限定ファーストクラス利用者専用エリアは、この中だけ見れば、何もありませんが、ビジネスクラスエリアと行き来が可能であるため、ビジネスクラスラウンジと言っても、遜色は無いのです。

次こそは、ファーストクラスラウンジを狙って行きたいと思います。

訪問日:2012年6月19日13時ごろ